スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ブエナビスタ降着考3──運の下降線・メジロマックイーンの場合

G1の降着馬というとメジロマックイーン、カワカミプリンセス、そして今回のブエナビスタになる。降着を受けた馬の運気について考えてみる。

メジロマックイーンの降着理由は現場にいてもわからなかった。当時の府中の芝2000はゲートが開いて100メートルでコーナーになる。そこに殺到するときの出来事で競馬ファンからは見えにくい。素人ファンにわかるのは4コーナーから直線というわかりやすい位置の場合だ。まして5馬身差の圧勝だったし、しかも馬群をこじ開けて勝つような形ではなく先行逃げ切りだったので正直マックイーンの降着(というかあれはもう失格だろう)は意外だった。
しかしパトロールフィルムを見れば急激な内への切れこみにより何人もの騎手が馬にしがみつき落馬寸前になっている。あの降着は当然だ。「東京2000外枠不利」を意識しすぎた武豊騎手のラフプレーであり、あれをしなくても勝っていたろうと思うと馬が気の毒になる。なんであんなに焦ったのか今もってわからない。

G1史上初というとんでもない綾を附けたメジロマックイーンのその後はどうなったか。
ジャパンカップで1番人気に支持されながらゴールデンフェザントの4着に敗れる。いつでもどこでも大敗しない堅実なマックイーンだがこれは大舞台においては馬券に絡まなかった唯一の完敗になる。「切れ味勝負になると弱い=スタミナは無尽蔵だが切れ味はない」との弱点が露呈した。敗れた相手が同じ芦毛の切れ味鋭いゴールデンフェザントであることもそれを印象付けた。(あのころのマックイーンはまだ白くなかったけれど。)

G1における敗戦ではこの年の宝塚記念2着がある。これは無冠の僚馬メジロライアンに勝ちを譲ったという説があり、真実はともかく私もそういう印象は持った。自身の勝負運に綾を附けたというならむしろこの時が問題か。僚馬に勝ちを譲るなどというとんでもないことをしたために、天皇賞・秋の降着、ジャパンカップでの敗退、有馬記念での敗退(勝ち馬はダイユウサク。有馬記念史上唯一の単勝万馬券馬)という不運を呼びこんだとも言える。

しかしその後、1番人気に支持された無敗のトウカイテイオーを破って天皇賞・春連覇を成し遂げ、翌年春天三連覇こそライスシャワーに阻まれたものの、宝塚記念を勝ち、引退レースとなる京都大賞典ではレガシーワールドを破って有終の美を飾っている。レガシーワールドが次走のジャパンカップを勝ったからますます名声を高めた。
ジャパンカップと有馬記念の敗戦を見ると降着の呪いのようにも見える。一方その後の活躍を見ると降着の運気低下はなかったようにも思える。私の解釈では、運気低下は確実にあったのに、それでもあれだけの成績を残したのだからとんでもない怪物馬だった、になる。

綾を降着の天皇賞ではなく勝ちを譲った宝塚記念に求めるなら、あれをしなかったら天皇賞・秋、ジャパンカップ、有馬記念をみんな勝っていたのではないかとすら思えてくる。ともあれ天皇賞・秋を降着になったメジロマックイーンは、1番人気に支持されたジャパンカップと有馬記念を連敗するという「運気低下」の成績を残している。
関連記事

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

moneslife

Author:moneslife
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。