スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

●ゴールドシップ考③──勝てていたダービー

●ゴールドシップ考──いま思えば勝てていたダービー──

いま思えばだが、ダービーのころの内田はゴールドシップの本来の能力に気づいていなかった。
菊花賞と有馬記念の驚異的なロングスパートを見れば、あの乗り方でダービーも楽勝だったことがよくわかる。なのにワールドエースを意識しすぎて、燃えつきることのない5着になってしまった。
 
そうなった原因はあの「皐月賞の神騎乗」だろう。もしもあの神騎乗がなく、他馬と一緒に大外を回り、それでも勝っていたら、ダービーの乗り方もちがっていた。あの皐月賞快勝には、内田にも「うまく決まった」という感覚があったのだろう。その時点でゴールドシップへの信頼感は絶大というほどでもない。となると、神騎乗には功罪があったことになる。
 
しかし競馬なんてそんなものだ。そうして馬と会話して覚えて行くものだから、最初から満点はあり得ない。でもダービーで内田が菊花賞や有馬記念時のような絶対的自信をゴールドシップにもっていたなら、あれは楽勝のレースだったろう。
 
すると2年連続三冠馬の誕生で、昭和58年59年のミスターシービーとシンボリルドルフに次ぐ「三冠馬対決」が実現することになった。牝馬三冠のジェンティルドンナもいるから、3頭の対決は「全馬三冠馬」というとんでもないことになる。そういう意味ではまことに惜しい敗戦だった。まして勝ち馬が、その後もゴールドシップと名勝負を繰り広げてくれるならまだしも、さっさと引退してしまったのが悔しい。いや勝ち馬も引退したくてしたのではないが……。

ダービーを勝って三冠馬なら、年度代表馬も文句なしだった。大きな敗戦である。 


あの敗戦にケチをつけたひとがひとりだけいた。「乗り方に不満がある。もっと早く仕掛けるべきだった」と発言したのである。須貝調教師だ。
多くのファンがそれを否定した。一流の内田に三流騎手だった須貝が何を言う、と。
私もその一人だった。内田の神騎乗で皐月賞を取れたのに、なにを欲ばったことを言っているのだと。
ゴールドシップ本命でダービーで大損していたが、須貝発言を支持することなく、失礼なヤツだと立腹した。
 
いまとなっては須貝がいちばんゴールドシップを理解していたことになる。まあそのときの意見は単なる敗戦の口惜しさかも知れないけど、後々とんでもないロングスパートが利く馬だとわかると、「須貝調教師のあの指摘は正しかった」となる。
もっとも、その須貝が「秋になってガラっと変った」とも発言しているから、ゴールドシップのあのロングスパートが完成されたのは秋、とも言える。
しかしたいした相手ではない。やはりワールドエースを過剰に意識することなく、早めに前に行っていれば、あのダービーは楽勝であり、ゴールドシップは三冠馬だったと思う。するとステイゴールドは2年連続三冠馬を送り出すという父サンデーサイレンスですら出来なかった大記録を作っていたことになる。惜しい。 


春天は確実に勝つだろう。最適のG1だ。のんびり後方からついてゆき、2周目の三角あたりからロングスパートをかけるか。いまからその勝ちっぷりにわくわくする。

ディープインパクトのG1で、私のいちばん好きなのは春天だ。あれはすごかった。あんな強い競馬は見たことがない。それでいてそれまでのとんでもないレコードを軽々と更新してしまった。
ゴールドシップもあんな競馬をしてくれないか。
 
そして宝塚記念でオルフェとジェンティルと対決か。
胸躍る春である。
関連記事

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

moneslife

Author:moneslife
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。