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平成17年の天覧競馬の思い出──ヘヴンリーロマンスのたたずまい──松永幹夫の美──平成24年10月22日、7年ぶりの天覧競馬、決定!

平成17年の天覧競馬。来賓席から手を振られる
天皇皇后両陛下のお姿。

そして、ヘルメットを脱ぎ、一礼した、松永幹夫騎手。今も語り継がれる、映画のような美しいシーン。
ふだんはもううるさくてしょうがない馬なのに、なぜかそれを知っているかのように微動だにしなかったヘヴンリーロマンス。いい女だねえ。

tennoushou2005


天覧競馬にふさわしい騎手が勝ちました。松永の人格は誰もが認めていました。
なにもかもが明治32年の
明治天皇の根岸競馬場への行幸以来106年ぶりに実現した天覧競馬にふさわしい、夢のような出来事でした。



私は大好きなゼンノロブロイ(1番人気)を軸にした馬券をたっぷりと買ったあと、なぜか鈍感なくせにこの時ばかりは、
「天皇陛下ばかりか皇后陛下まで来場してくださった。なら馬券は牡馬と牝馬の絡みになるのではないか!?」と勘が働き、勝つのはゼンノロブロイと決めていたので、 「ゼンノロブロイ1着固定で2,3着は牝馬」という3連単馬券を買い足しに走りました。牝馬は
スイープトウショウ、 アドマイヤグルーヴ、ダンスインザムード、ヘヴンリーロマンスの4頭です。春に宝塚記念を勝っていたスイープトウショウが4番人気でしたが、あとの3頭は超人気薄でした。ゼンノロブロイ1着固定相手牝馬4頭のそれらを500円ずつ買い足しました。しかしこれは思い出馬券。当たるなんて夢にも思っていません。



レースは高名なかたがたの多い来賓席で見ていました。といっても
両陛下のいらっしゃるエリアには近づけませんでしたが。

まさかまさかと思うようなゴール前になり、興奮しましたが、ただ確実にゼンノロブロイを交わし、ヘヴンリーロマンスが勝ったのを確認できたので、「もしかして当たったかも」というドキドキはありませんでした。オッズペーパーを印刷し、「ゼンノ、ヘヴン、ダンス」で3連単34万は確認していたので500円的中なら170万超えなのですが、そういう「もしかしたら」の興奮はぜんぜんありませんでした。

ただひたすら思ったのは、「牡馬牝馬の絡みと呼んだのなら、100円でいいからゼンノロブロイ1頭軸マルチも買っておけば」という悔いです。3連単100万馬券でしたが、金額よりも、記念すべきその年に当てたかったと思う気持ちが、かすりもしないならともかく、へんにかすっていただけに、猛烈に湧き起こってきました。当てたら仲間に自慢できます。そんなことを思っていました。なにしろ私は正当な馬券検討をするので、結果的に本命馬券になってしまい、100万馬券なんて、当てる以前に買ったことがないのです。

例えば100万円買って90万馬券を100円当てたら10万円の損ですが、めったに出ない、出ても当てられない90万馬券を当てたということが自慢になります。馬券好きとはそんなものです。
まして106年ぶりの天覧競馬で出た100万馬券です。儲けは二の次でした。100円でいいから当てたかった。その口惜しさは引きずりました。ゼンノロブロイ1頭軸マルチ3連単、相手は牝馬4頭36点。あと3600円投資していたら、私はあの天覧競馬の3連単100万馬券を当てたと今も自慢できたのでした。



その後の飲み会で、騎手方面を取材していた競馬評論家のIWさんから
「両陛下ご来場の際に、主な騎手が両陛下の前に並ぶ儀式があったんだけど、ヨコテンはそれを断って並ばなかった」と聞きました。そういう行事に関わると騎乗の集中心が失われるというまことにリッパな理由だったようです。
そんな不敬な騎手が勝つはずがありません。その時点で「ロブロイは消し、よくても2着」と読めました。知ったのはレース後でした。そこが悔やまれます。IWさんもなんでレース前に教えてくれなかったのか。IWさんはロブロイやリンカーンから買っていて、もちろんハズレでした。
IWさんは、こんな貴重な情報を知りつつ「不敬なヨコテンは消し!」という勘が働かなかったようです。なぜか!? 団塊の世代のIWさんは元学生活動家で皇室に対する敬愛の念がないひとなのでした。



飲み会では、みんな「あんな馬券、当たるはずがないよ、ワハハ」と陽気に飲んでいました。私だけがひとり、かすった口惜しさを噛み締めていました。かくいう私も、
天皇皇后両陛下がおそろいで来てくださったから牝馬の絡む馬券、というデータ的には根拠のない読みだったのでいばれないのですが、でもあんな馬券、そんな感覚でなきゃ取れるはずがありません。

こういう大穴馬券をかすりもせずにハズれたとき、私はよく「出ていることすら知らなかった」という言いかたで笑い話にします。出ていることすら忘れていた馬に勝たれたのですから不満はありません。
しかしこのときはヘヴンリーロマンスが出ていることをしっかり意識していました。私はヘヴンリーロマンスの馬体が大好きで、エリザベス女王杯のときも応援しましたし、方向転換してフェブラリーステークスに出たときも単勝を買ったほど惚れこんでいました。買わずにいられないほど〝いい女〟なのです。でも惨敗。そしてよくあるように私が追い掛けるのをやめたら活躍を初め、今回の天皇賞制覇です。ヘヴンリーロマンスもまた「好きな馬は最後まで追い掛けろ」を教えたくれた1頭になります。

ヘヴンリーロマンスは前走9番人気で札幌記念を勝っています。2着3着も人気薄だったため3連単は276万馬券でした。この馬券を知人のIさんが500円当てていました。いつもの飲み仲間です。Iさんは新宿の場外で1400万円を払いもどしています。「べつにドキドキもしなかった」と笑っていました。まあ基本が金持ちのひとですから。Iさんのことは競馬ブックにいっせいちゃんが書いたので覚えているひともいることでしょう。



ということで「益のないこのブログからの数少ない読者へのプレゼント」。
天覧競馬では、勝ち馬の馬上から、
天皇皇后両陛下にご挨拶するのにふさわしい騎手を買ってください。それが1着です。

これは大きなプレゼントですよ。だって1着馬を特定できるのだから。
多くの有力馬を消せるのですから。

ヘヴンリーロマンスのような穴馬は大いに買いなさい。騎手が
天皇皇后両陛下にご挨拶する資格のある人間なら。
一方、どんな人気馬でも、鞍上が常識の闕如した
天皇皇后両陛下に失礼のあるようなアホ騎手なら、ケシ! です。
それは来ても2着です。
あなたが、どの騎手をどう評価するか、という最後の問題が待ってますが(笑)。

みなさまの的中を願っています。

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【追記】──そしてミルコが勝ったのだった……。
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