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天皇賞秋、トーセンジョーダン優勝・池江泰寿調教師のコメント──「当時、大学3、4年生だった」

《秋の天皇賞は指揮官にとって特別な意味を持つ。「秋天を勝ちたかった。
メジロマックイーン(父・泰郎氏が管理)の降着(1位→18着)からちょうど20年。
当時、大学3、4年生だった。少しは気分が晴れたよ」。(デイリースポーツ)》


トーセンジョーダンで天皇賞・秋を勝った池江泰寿調教師の談話。
「当時、大学3、4年生だった」はいただけない。この種のことにはマスコミの捏造もありうるが、いくらなんでも調教師が「大学3年生でした」と言ったのを、記者が直すとは考えられない。調教師が確かにこう言ったのだろう。

大学三年生だったのか、四年生だったのか。それすら覚えていないのか。まことに不可解。あんな大事件に調教師の息子の獣医大学生として接していながら、20年前の自分を覚えていないのか。

あのマックイーンのぶっちぎり勝利から一転しての降着、くりあがり優勝プレクラスニー江田の戸惑った表情。
雨の日。初めて見るGⅠ1着馬降着に、驚きつつも競馬場ではむしろ不可思議な気持ちだった。
後にパトロールビデオを見たときの衝撃。 1コーナー、急激に内に切れこむ武の騎乗に次々と落馬しそうになる騎手たち。あれはすごかった。あんなことをしなくても勝てたろうに、天才騎手を不安に陥れるほど当時の「府中芝2000の外枠は不利」と言われていた。



マックイーンから3万ずつ馬連勝負して(当時は馬連しかない)、もちろん2着プレクラスニーはもっていたから、当たった当たったといい気分だった。なのに長い長い審議。「失格馬が出るらしい」との情報。私は2着のプレクラスニーがあぶないのかと考えた。隣にいた石川ワタルさんに相談する。みんなで競馬場で遊んでいた頃。いつも飲み会は20人も集まる盛会だった。メンバーの誰からもマックイーン失格の話は出なかった。

プレクラスニー失格でも3着のカリブソングも持っているから大丈夫だろうと思う。5馬身ちぎって勝ったマックイーンの失格など夢にも思わなかった。降着の原因はほとんど4コーナーから直線で起きる。ちぎって勝ったマックイーンのことは案じなかった。まさか最初のコーナーであんなとんでもないことが起きていたなんてわかるはずもない。
断然人気、ちぎって勝ったマックイーン降着の発表にどよめく競馬場。一瞬蒼ざめたが、プレクラスニーとカリブソングの縦目を5千円だけ抑えてあった。馬券ベタにしては珍しいハッピーエンド。なんとかチャラにもちこめて安堵したあの日。 たしかきっちり47倍だったから20万円買って3万5千円浮いたのだった。



「衝撃的な時」を語るのにあやふやはよくない。何事であろうと同じだ。きっちり限定してこそコメントも生きる。その「きっちり度合」が本人の衝撃度合いを表す。ディテールが大切だ。
「大学三年の秋でした。悔しくて呆然としました。あのとき、ぜったい調教師になって秋天を勝ってやる! と思いました」
「大学四年の秋でした。ガールフレンドと一緒に見てて、あ、いまの女房です(笑)」のように、限定すべきなのである。そのことによってコメントは光る。

「当時、大学3、4年生だった」
なんともまあ半端だ。
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