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根岸ステークス回顧

いまやっと映像を見た。みな真っ黒で泥だらけ。たいへんだ。


高額所得者の騎手だが、この時期は寒くてたいへんだといつも思う。なにしろ防寒の厚着が出来ない。


 映像を見ていて思い出した。 最初のコーナーに向かうところで、「おっとアドマイヤスバル、下がってゆく」とアナが言ったのだ。一瞬故障かと思った。それで私はもうだめだと覚悟した。3連複も3連単もアドマイヤスバルが消えたら全滅だ。ワイルドワンダーからの馬連を入れておくべきだったかと悔やんだ。(これは今も思う。あの馬連はおいしかった。)


そのあとトウショウギアに故障発生となる。アドマイヤが下がったのはその関係かもと思った。ラジオだから想像するしかない。そして実況ではその後、アドマイヤスバルの名は出てこず、最後の最後に「追い込んできた」と叫ばれるのみなのである。


いったいどんなレースをしたのだろうと不思議だった。 JRAの映像を何度も見たが、アドマイヤスバルが下がるのはトウショウギアとは無関係のようだ。なにがあったのだろう、村田とのコンビでいつも前に行くアドマイヤスバルは、後方からの競馬になってしまい、それでもとても届かない位置から追い込んでの3着だった。逃げ残りのタイセイアトムとのコースロスの差は大きい。前に行けたらワイルドワンダーとの一騎討ちになっていた。


その前、スタートしてすぐ「リミットレスビッドが立ち後れました」って(笑)、今日もエビナスベシャルは発動していたのか。よかった、消して。思えば一昨年勝ったときは大井の内田騎乗だった。やはり騎手は大きい。


トウショウギアが心配だ。種付け予算の関係から一流どころをつけられないトウショウ牧場からは、二流の種牡馬の意外な活躍馬が出る。オジジアンの仔であるトウショウギアもその1頭だ。8歳まで大活躍してきた。無事であって欲しい。

【附記】

トウショウギアは、その場で薬殺だったようだ。大活躍した東京競馬場で逝ったのがせめてものなぐさめか。


それが競馬だから割り切らねばならない。でもかわいそうだ。ここまでがんばって、オジジアンの後継種牡馬になれる道もあったのに……。 最後のレース、根岸ステークス。本命じゃなかったけど、トウショウギアの馬券を買ったことを覚えておこう。さよなら、左回りダートの勇士。


---------------


【附記・2】

パトロールヴィデオを見て謎が解けた。アドマイヤスバルは二度も不利を受けている。最初はスタートしての直線で8枠の馬に寄られる。メイショウの武だ。これにぶつけられて、内の馬にぶつかっている。迷惑を受けた6枠の馬も気の毒だ。何度も見ると、隣のノボトゥルーではなく、レオエンペラーのようだ。


アナの「おっと、アドマイヤスバルが下がってゆく」のときは、よれた5枠の馬にぶつかられている。これは大きなマイナス。
そのあとトウショウギアに故障発生。どうしてもそれと関係があるのかと思って見る。レース映像からはこれは読みとれなかった。
パトロールヴィデオは雄弁である。


 何年か前までパトロールヴィデオは秘中の秘だった。公開されなかった。へんな話である。公営競技なのだから真っ先に見せねばならない。
だから抽選馬タカツバキがダービー1番人気で落馬したときなど、抽選馬を勝たせないために他の騎手が落馬させたのだと噂された。なにかのつてでそのパトロールヴィデオを見たというアベジョウジが、「他の騎手が嶋田功のあぶみを外して落馬させている。私はそれをこの目で見た」と書いたりした。
真相は藪の中。
ずいぶんといい時代になったものだ。というか、やっとまともになったのか。


この二度の不利を考えるとアドマイヤスバルの能力の高さが解る。3着では賞金が足りずフェブラリーSは出られないのか。なんとか出て欲しい。出たら買う。内枠から先行できれば勝てる力がある。


 ---------------


【附記.3】──トウショウギアとアドマイヤスバル

スバル不利に泣いて3着/根岸S<根岸S>
◇4日=東京◇G3◇ダート1400メートル◇4歳上◇出走16頭


 アドマイヤスバルは、故障したトウショウギアのアオりを受けて3着に終わった。「馬の力は見せられたと思うが、賞金加算できなかったのが…」と村田騎手は悔やんだ。馬の状態に手応えを感じていただけに、無念さが増す。「相当に自信があったが、今日はもう仕方がない。あの位置にいた自分がいけなかった」と話していた。(ニッカンスポーツより)


 何度もパトロールヴィデオを見たが、トウショウギアの故障とアドマイヤスバルの不利に直接の関係はない。あえて結びつけるなら、トウショウギアが躓いて、シルヴァーゼットが外に膨れ、それに馬体をぶつけられて、さらに外に振られている。二次災害だ。


  トウショウギア騎乗の吉田隼人が落ち込んでいるそうだが、彼に責任があるとは思えない。そういう運命だったのだろう。


  パトロールヴィデオを繰り返し見ていて、やってひとつのことに気づいた。音声である。音を消して映像だけを見ていると、「トウショウギアの故障発生→シルヴァーゼットが外によれる→それにぶつけられてアドマイヤスバル減速」という流れなのだ。だが実況アナは、アドマイヤスバルの減速にまず気づき、それから競走中止するトウショウギアに触れている。順序が逆なのだ。ラジオで聞いていて、それを基本に状況を理解しようとしていた私は、そこからまず間違っていた。音を消してみることによってそのことに気づいた。
むろん現場で一発勝負しているアナに責任はない。神様ではないのだから。


  これらのことは正面から映した映像で初めて知ることだ。真横からのレース映像では何も見えない。


  しかしまたただの競馬ファン、馬券ファンが、毎回これを見て意見を抱いていたら、切りのない世界だなとも思った。


  私は、落馬、故障発生も、馬券の一部と考えている。仲の悪い騎手のことを考慮し、「あいつがじゃまをして勝たせないのではないか」と推理するのも馬券の要素だろう。


  そしてまたいつも思うのは、「競馬が、人間のトラックレースのようだったら」である。内と外のレーンでスタート位置がちがうアレである。あれなら外の逃げ馬がうちに切れ込んでくる毎度のトラブルがない。発馬機の問題で不可能だけれど。  


 実のところ今回のパトロールヴィデオで一番ショックだったのは、大好きな武豊騎手の強引な内への切り込みだった。マックイーンを思い出すような。


  テレビ映像で見ていると競馬は楽しい。かけっこだ。競走だ。ところがパトロールヴィデオで見ると、ごちゃごちゃしたせめぎ合いの格闘技に思えてくる。


  ひさしぶりにパトロールヴィデオを何度も何度も見て、いろいろと考え込んでしまった。

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No title

やっぱりそうなんですね、夏も冬も同じ勝負服なんですか。
札幌開催は夏なので、冬の寒い時期に競馬場で実物を見たことがないので疑問でした。
ちょっと厚手の勝負服とかがあるのかなと思っていました。
ペラペラの勝負服と乗馬ズボンでバイクに乗って時速60キロで数分間走る、
いくら東京でも凍えますね。
人気のある騎手だと1日に何レースも騎乗するからたいへんだ。
よくまぁ風邪をひかないものですね。

何かの記事で読みましたが、騎手も若いときはいいが年配になると中年太りで体重を維持するのに苦労するとありました。
ボクサーは年に数回の減量ですが、騎手は毎週ですから年がら年中ダイエットですか。
最近ちょっと太り気味なので、騎手を尊敬してしまいます。

No title

詳しいかたに指摘されないうちに急いでフォロー。
明らかに夏服と冬服はあるようです。それはテレビの勝利騎手インタビュウを見ていてもわかります。夏服のペラペラとちがって、すこしモコモコしています。断熱材が入っているのでしょうか。騎手に詳しくないので知りません。この辺はきっと騎手のブログで書かれていることと思います。

極端な話、重量さえクリアし、馬主の勝負服デザインなら、もこもこのダウンパーカーで乗ってもいいんでしょうか。そうしないのは美学なのでしょうか、それとも決まりなのでしょうか。
間違いなく腕のところは真冬でもペラペラですね。寒いだろうなあ。

減量の苦労話は多くの競馬読み物にありますので省きます。
最長身の武幸四郎は174センチで51キロを維持するのだからたいへんですね。
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