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横山典弘考.1──ヨコテンの好き嫌い

 深夜に先輩のIさんが電話をしてきて「横山がすごいことになっている」と言う。「今年、もしもずっと横山の単複を買い続けていたら」というシミュレーションをやっていたらしい。それをすればいかに儲かったかと強調する。

 Iさんとの交誼はまだ数年なのだが、知りあってすぐに大学が同窓とわかり、以来格別に親しくさせてもらっている。同窓だとすぐに先輩後輩になり、呼びすての仲になれるのがいい。へんな遠慮が要らない。もちろん先輩のIさんが後輩の私を呼びすてである。

 Iさんは「週刊競馬ブック」を見ながら自分で計算したらしい横山の勝率や連対率、複勝圏内のことを熱く語る。しかしそれらは自分でやらなくてもJRAのホームページのデータ覧に載っている。IさんはPCをいじらない。そのとき膝の上のラップトップからインターネットに接続していた私は、Iさんと話しつつJRAに繋ぎ、横山の今年の脅威的な数字を目にした。勝率3.17、連対率4.67、複勝率に到っては5割を越えている。



 Iさんは私よりもずっと馬券が巧い。その差がこんなところにも出ている。集計されたJRAのデータをPCで見て「ふうん、そうなんだ。すごいな」で終ってしまう私と、専門誌を見ながらペンとノートを使って自分で集計しているひとでは中身が違う。

「横山って今の時期はすごいんですか?」
 騎手にあまり興味のない私の間抜けな質問。
「ああ、去年だってダービーあたりまではすごかったんだよ」
 Iさんの横山讃歌は熱い。

 それを聞きながら、自分は騎手横山典弘を好きなのか嫌いなのかと自問した。よくわからない。でも漠然とではあるが、私は横山のお蔭で快哉を叫んだよりは、人気馬に載った横山に不満足な騎乗をされて馬券を外したことの方が多いように思う。あるいは、自分の応援した馬が負けて馬券が外れる、勝ったのは誰だと確認すると横山、そんなことの方が。

 元々騎手で馬券を買う方ではないのでIさんの提案する横山の単複を買い続けるなんて発想は私にはない。それでもその夜は横山の騎乗馬の思い出と自分の馬券について考えてみた。
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