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スマートファルコンという生きかた──浦和記念感想

 スマートファルコンは中央競馬所属馬なのになぜ中央で走らないのだろう。地方で走って稼ぐことに異を唱えるつもりはない。交流競走への出走も大事だ。せっかくのそういう制度なのだから。だがここまで強さを証明したなら、今度は古巣での、本家での闘いが主ではないのか。

どうしようもない駄馬が突然変異したのならともかく、クラシック直前まで4戦3勝2着1回の期待される駿馬だった。クラシック戦線で3戦大敗しダート路線に変更した。それが成功し、以来12戦10勝2着2回のパーフェクトな成績。交流重賞を勝ちまくり6億を稼いだ。すばらしい馬主孝行、調教師孝行、厩務員孝行の馬である。それが「スマートファルコンという生きかた」。



成績表はnet.keibaより

なぜ中央に凱旋しないのだろう。どんなに地方では強くても中央では通用しないのか。たしかにブリーダーズゴールドで負けたマコトスパルビエロは中央のダート戦線では関脇クラスの脇役。それに負けるということは横綱大関クラスには通用しないのか。陣営はそれがわかっているから出て来ないのか。

1年半前のジャパンダートダービーで負けたのは同い年のサクセスブロッケン。単勝3番人気の2着だったが、1番人気のサクセスブロッケンは1.2倍。スマートファルコンは15.5倍だった。しかしそれからの精進で、今ならサクセスブロッケンにも負けない! とはならないのか。

二度目の敗戦はJBCスプリント。勝ったのはバンブーエール。このときの断然人気はブルーコンコルド。2番人気がバンブーエール。スマートファルコンは3番人気だった。8歳馬のブルーコンコルドには先着したがバンブーエールには完敗している。バンブーエールも、精一杯贔屓目に見てもせいぜい弱い大関ぐらいだろう。その後のマコトスパルビエロでもわかるように、弱い相手にどんなに勝ち星を積みかさねても、しょせんスマートファルコンは小結クラスの馬なのか。



スマートファルコンの生きかたは彼のものであり(いや彼に意思はなく、正しくは関係者という人間のものですけどね)誰も口は出せない。ただ私はこういう生きかたは必ず破綻をきたすときが来て、それは彼にとってショックなのではないかと心配していた。それが今日やって来た。浦和記念。昨年は楽勝しているレース。



単勝は昨年の1.6倍よりさらに下がって1.4倍。しかし7着に大敗した。3連単は19万馬券。敗因は、逃げの手に出たところにエイシンモアオバーに絡まれたから、とかいくらでもあげられよう。実際勝ったブルーラッドは戸崎の好騎乗もあり立派だったが、2着のルースリンドは後方待機が功を奏したようなものだ。もちろん前が速くなると石崎が読んでの結果ならそれを讃えねばならない。

先行してがんばったテスタマッタは3着だったし、スマートファルコンに競り掛けたエーシンモアオバーもスマートファルコンより先着している。真に強い馬ならエーシンモアオバーを競り潰し、展開の綾から前の2頭には負けたとしても、テスタマッタと3着争いをしていなければならない。それが7着。横綱大関の器ではないことがもろに出たレースなのか。





スマートファルコンのような生きかたをしていたら、いつかこんな日が、こんな形で来ると思っていた。といってそれを意地悪に楽しみに待っていたのではない。「スマートファルコン的生きかた」ではそうなるのではないかと心配していたのだ。

この敗戦を機に、たとえ横綱大関に歯が立たなくても、中央を主戦にして欲しいと願うのだが、それもまたないのだろう。



一度落ちてしまったブエナビスタの運気が気になるように、昨年春からひたすら地方を走り続け、完璧な成績を残し、そして今日ついに頓挫したスマートファルコンの今後がどうなるか気になる。
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