2017年ダービー前日

●ダービー前日

 内枠だったら抜けた人気になると思われた青葉賞馬アドミラブルが不利な大外18番枠に。対して対抗馬はみな内のいい枠に。さらには、今回も3着があるのではないか──軸にできる──と穴人気になっていた武豊騎乗の1勝馬ダンビュライトが、なんと強運の1枠1番を引いた。ダンビュライト──パワーストンの名である。さてどうなるか、なかなか興味深い枠順となった。

 なんとしても当てたいダービーだ。
 毎度の事だが自分なりにテーマをあげて挑みたい。



★青葉賞優勝馬のダービー初勝利を見たい

 これはもう青葉賞がオープンとして設置された時からずっと狙っている。毎年同じ狙いで馬券を買っているが、まだ(青葉賞優勝馬からは)シンボリクリスエス、ゼンノロブロイ、フェノーメノの2着が最高で優勝馬はいない。「青葉賞優勝馬からは」とことわったのは、「青葉賞出走組」からは馬券圏内に入っている馬はもっといるからだ。ワンアンドオンリー優勝のときに世話になったマイネルフロストは青葉賞6着からだった。キズナ優勝のときに馬券を外す原因となったのは、青葉賞2着からダービー3着に来たアポロソニックだった。勝ち馬のヒラボクディープは買ったが2着のこの馬は無視してハズした。

 思えば、1994年の第1回青葉賞優勝馬のエアダブリンの時から追い掛けているのだから長い。エアダブリンはナリタブライアンにちぎられての2着だったが皐月賞組に先着している。この時から「皐月賞惨敗組よりはあらたな路線を走ってきた青葉賞馬のほうがいいのではないか!?」と思った。
 あれから23年、まだ勝ち馬は出ていない。4戦4勝で青葉賞を制したペルーサのときは、父ゼンノロブロイが好きだったこともあり、藤沢師初のダービー制覇かと力が入ったものだった。

 なお、エアダブリンの勝った第1回青葉賞で3着に敗れたのがサクラローレルだった。後のナリタブライアン、マヤノトップガンとの戦い、大成を思うと感慨深い。あの頃から小島太は「自分の乗った馬で1番強い、スケールがちがう」とまで言いきっていた。



 1994年から始まった「ダービートライアル青葉賞」が未だに優勝馬を出してないのに対し、2000年に秋の菊花賞トライアルから、春の重賞(ダービートライアルではない。優勝馬に優先出走権もない)に衣更えした京都新聞杯(あまりに長く菊花賞トライアルとして接してきたのでいまだに馴染めない)は、いきなり勝ち馬のアグネスフライトが優勝し、その後もハーツクライ、インティライミが2着、トーセンホマレボシが3着、キズナが優勝、サトノラーゼンが2着と活躍馬が連続している。
 1994年開始の青葉賞優勝馬が、2着4頭優勝なしなのに対し、2000年に引っ越してきた京都新聞杯優勝馬は、ダービー馬2頭、2着馬3頭、3着馬1頭だからずっと優秀なことになる。ダービーまで、青葉賞が中3週、京都新聞杯が中2週で、青葉賞のほうが有利のはずなのだが……。とにかく2着馬3着馬が何頭出ようとも意味がない、優勝馬がでないことには。
 昨年は三強で決まると思いつつ、いつもの願いから青葉賞馬ヴァンキッシュランアタマの馬券も買った。この馬、冠号トーセンの馬である。冠号を外してきた高額馬だ。ならトーセンは嫌いだけど応援しようと思った。が、残念な結果になった。低配当三強馬券は当たったけどトリガミだった。

 ということで、今年も青葉賞馬アドミラブル1着の馬券は買う。勝つとミルコ三度目のダービー制覇、となる。馬主は近藤英子さん。私は亭主の冠号アドマイヤよりも奥さんの馬のほうが好きだ。カンパニー、リンカーン、ヴィクトリー等。アドミラブルが勝つと「夫婦でダービー勝利」となるが、そんなひとは今までいたのか?



★藤沢師、初のダービー制覇か!?

 藤沢師は、シンボリクリスエス、ゼンノロブロイと2着は経験しているがまだ優勝経験はない。尾形藤吉に続く史上二人目の重賞100勝を達成した名伯楽には不思議なデータだ。ダービー以前に「牡馬クラシック勝利」がない。菊花賞を無視して秋天に行ったり、皐月賞を無理強いするのは酷だからと無理をしない仕上げでダービーに向かったりと、独自の路線を行く調教師だから筋の通った話ではある。藤沢師が初めて勝つダービーの馬券は当てたい。レイデオロ1着の馬券は買う。父はキングカメハメハ、母はラドラーダ、母父はシンボリクリスエス。母の母がレディブロンド、ディープインパクトの姉だ。レディブロンド、ラドラーダ、その父シンボリクリスエスと、みな藤沢厩舎。思い入れのある血統だろう。機は熟したか!?
 鞍上ルメールはソウルスターリングでオークスを制して絶好調、3週連続GⅠ制覇を狙う。休み明け1戦目の皐月賞を負けたことがいい方向に作用している。



★ハービンジャー産駒初のG1馬券を取りたい!

 これも大好きな種牡馬ハービンジャーの仔がデビュウしてからずっと追っ掛けている。ベルーフ1着固定の馬券をよく買ったものだった。
 今回は皐月賞2着馬ペルシアンナイトがいる。応援する。キングジョージをぶっちぎったハービンジャーの仔だ、距離は問題なし。ミルコはアドミラブルを撰んだが(皐月賞2着馬を切った!)、乗り替わった鞍上は戸崎。これまた戸崎の中央初クラシック制覇を狙える。

 ただしこれ私の願いは「ハービンジャー産駒のダービー優勝馬券を取りたい」ではない。「初GⅠ制覇の馬券を取りたい」だからダービーでなくてもかまわない。その辺、「青葉賞馬」「藤沢師」よりモチベーションは落ちる。



★福永のダービー制覇馬券は取りたい!

 やはりこれはねえ、天才洋一の時代の競馬ファンとして、父が勝てなかったダービーを息子に、という思いは強い。今年はカデナ。弥生賞の直線は「さすがディープの仔」という切れ味だった。
 なぜかむかしから「中山の弥生賞勝ちが東京のダービーに繋がる」のである。三冠馬を除けば「弥生賞を勝って、皐月賞に負けた馬」がより狙い目になる。古くは武父のロングエース、息子のスペシャルウィーク。ラッキールーラ(いまは冠号エアの前身)もそうだった。サクラチヨノオー、ウイニングチケット、ロジユニヴァース、マカヒキ。今年は福永がダービーを勝つ舞台となるのか。



★武豊、ダービー6勝目!
 皐月賞3着馬もまたダービーに強い。しかも近年ダービー制覇最強の1枠を引いた。なんという強運だろう。それはもうキタサンブラックでさんざん見てきたが。
 武豊ファンとして6勝でも7勝でもして欲しいし第100回ダービーまで乗って慾しいと願っている。63歳だっけ?
 でもなあ1勝馬だ。ルーラーシップのファーストクロップ。豊マジックでどこまで来るのか。応援はするけどアタマにした馬券は買えない。
 音無厩舎は3頭出し。アドミラブルとダンビュライトの音無ドンブリは十分にあるだろう。



★その他
「川田サトノアーサーが勝つと、武、四位に続く史上三人目のダービー連覇!」──興味ない。でも全馬の中で「連対率100%」はサトノアーサーだけ。皐月賞馬アルアインよりも期待されていた2億円馬だ。池江厩舎のエースはこれだろう。

「四位スワーヴリチャードが勝つと、ダービー3勝目!──四位のダービー3勝目はあまり興味ないのだが、スワーヴリチャードはバンドワゴンの弟で高額馬だ。東京得意だし、3番人気も肯ける。私の馬券がハズれるとしたらこの馬が勝ったときだ。

「アルアイン二冠制覇、松山ダービージョッキーに!」
 好青年で応援しているけど、アルアインの二冠はないと読む。この馬、ロゴタイプのような気がするのだが。

「池江厩舎3頭出し、皐月賞に続いて上位独占か!?」──十分に有り得ると思うが興味はない。

「宮本厩舎も2頭だし」──父がディープスカイとリーチザクラウンというのがチープでいいなあ。大好きだったりリーチザクラウン(父スペシャルウィーク)は、オーナーが臼田さんから西山さんに替わり、勝てないままそれでもなんとかアロースタッドで種牡馬になれた。そこからキョウヘイが出て、その他も勝ちあがるものだから、なんと出身地の社台スタリオンに凱旋帰国。ひさびさにうれしくなったいい話だった。皐月賞4着馬のクリンチャーではなくキョウヘイを3着候補に入れる。



 という私の今年のダービー、さてどうなるか。
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