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東京大賞典──3.5センチの差でスマートファルコン勝利

まさかスマートファルコンがあんなに苦しい競馬になるとは思わなかった。
この馬にはその進路からアンチが多く、負けを予想するコラムも見かけたが。
私も、今年こそJCDに出て来るものと思っていたし、それで武のGⅠ記録も伸びると解釈していたから、回避と、そして大井には出走に、好感はもっていない。でも楽勝と読んでいた。

テレビ画面ではファルコンが残ったように見えたが、興味深かったのはそのあと。武の表情は強張っており、2着馬の場に誘導したのだ。負けたと思ったのだ。私はそれが新鮮で、武が入ったのが2着馬の仕切りであることを何度も確認してしまった。

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ゴール後は確実にワンダーアキュートの方が出ている。問題はゴール板だ。
当然あるはずとグリッド表示の、その「3.5センチ差」を探すのだが、ない。これはおかしい。いやどこかにあるのかも知れないが、すくなくともこの大レースの際どいゴールなのだから、南関サイトのトップになければおかしい。
現場に行ったひとからは、あまりに早い確定と説明のなさに首を傾げる発言が相次いだ。なんとも不透明である。もっときちんと表示すべきだろう。



武はスペシャルウィークの有馬記念では勝ったと思いウイニングランまでした。私も現場で見ていて勝ったと思ったから拍手をした。あれ以来の勘違いになる。 
ウオッカの天皇賞でもそれにちかい動きはあったが、あれはアンカツが堂々と1着の場に入ってしまったから、しかたなく2着馬の席に行った。だからすこしちがう。今回はうなだれて自分からそこに入っていった。

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勝利騎手インタビュウで「(負けたと思ったけど勝っていたのだから)やはり武さんは〝もってる人〟ですね」と持ちあげていたが、ほんとにもってる人ならGⅠ記録を伸ばしていたろう。皮肉かよとツッコミを入れたくなった。武はクールに「中央のほうももっとがんばらないと」と応えていたが。なにより今年、あの三浦より成績がわるかったのが口惜しい。

私の好きなトーホグビズンは最後方から行き、そのまま最後方で入線した。彼女は繁殖入り出来るだろうか。スマートファルコンをつけて欲しい。



ドバイに遠征し勝って欲しいと願っているが、今日の辛勝でどうだろう。できるなら希望を持てるぶっちぎりで勝って欲しかった。体調はよくなかったようだが、馬としてのピークは去年のこのレースなのか。

小崎調教師 「状態は平行線だと思っていましたが、騎手も言っていましたがいつもより元気がない感じでそれがレースに出てしまいましたね。もちろんドバイワールドカップには連れていきたいですが、今日思ったよりパフォーマンスを見せられなかったのでオーナーや騎手と相談して慎重に考えます。今後は白紙です」 

AWへの適性もあるし展開も大きい。トランセンドが2着したから絶好調のスマートファルコンなら勝てるというのも安易な読みだが、果たしてどうなのだろう。
ただ、ここを2着で行くのと、3.5センチ差であれ、勝って行くのではおおきくちがう。ともあれ来年のドバイが楽しみだ。まずは春先まで無事に行き、結果はともかく出走できることを願う。

あれだけ強いのに中央で走らず多くのアンチを生み、不可解な馬になっている。実力なら文句なしに「最優秀ダート馬」だが、中央で走っていないからトランセンドなのだろう。馬が不憫でならない。あれほどの実績がありながら中央のフェブラリーステークスとJCDを勝っていない。いや走っていない。ドバイに行けるのだろうか。まだ私の「スマートファルコンという生きかた」は完結しないままだ。
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武豊GⅠ連続制覇23年の記録

武豊騎手のJRA・G1制覇記録
 
2010 ジャパンC
2009 安田記念 ヴィクトリアマイル
2008 天皇賞・秋 フェブラリーS
2007 ジャパンCダート 天皇賞・秋 高松宮記念
2006 有馬記念 ジャパンC 宝塚記念 NHKマイルC 天皇賞・春 フェブラリーS
2005 ジャパンCダート 菊花賞 秋華賞 東京優駿 皐月賞 高松宮記念
2004 ジャパンCダート エリザベス女王杯 桜花賞
2003 エリザベス女王杯 フェブラリーS
2002 エリザベス女王杯 秋華賞 スプリンターズS 東京優駿
2001 ジャパンCダート エリザベス女王杯 NHKマイルC
2000 菊花賞 皐月賞
1999 ジャパンC 天皇賞・秋 東京優駿 天皇賞・春
1998 秋華賞 東京優駿 桜花賞
1997 天皇賞・秋 宝塚記念 NHKマイル
1996 菊花賞 優駿牝馬
1995 優駿牝馬 安田記念
1994 阪神3歳牝馬S 桜花賞
1993 宝塚記念 優駿牝馬 皐月賞 桜花賞
1992 天皇賞・春
1991 天皇賞・春
1990 有馬記念 スプリンターズS 安田記念 天皇賞・春
1989 天皇賞・秋 宝塚記念 天皇賞・春 桜花賞
1988 菊花賞

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京都の4角から内をついて抜けだしたスーパークリークの菊花賞。名人・武邦の息子はデビュウ2年目でGⅠを勝つ。スーパークリークは武が初めて惚れた馬だ。長距離血統であり柏台牧場での配合にアドバイスした岡田繁幸さんが、抽籤待ちのスーパークリークを出走させるため、自分のところのマイネルを引っこめたことも大きな話題になった。

私はその前年、デビュウの年の菊花賞で、一瞬レオテンザンが勝つのではと思った。サクラスターオーの勝った菊花賞だ。
18歳の武豊はトライアルの京都新聞杯をレオテンザンで逃げきり勝ちしていた。その前週、トウカイローマンで京都大賞典を勝った。これが初重賞制覇だった。
京都の4角をレオテンザンの黄色い帽子がトップで通過したとき、私はこのとんでもない新人がこのまま勝ってしまうのではないかと思った。



その後はずっと複数勝ってきたけど、1991年と1992年はメジロマックイーンがいなかったら記録は途絶えていた。もしも内田があのまま乗っていたら……。
去年のジャパンカップも繰りあがりだったし、ほんとはもう去年で終っていたんだろうな。
その前もウオッカがいなかったら勝ててないし……。

偉大な記録がとだえて残念だ。いつかくるとはわかっていたが……。

しかし今は、今後二度と出ないであろう天才の大記録に、リアルタイムで立ちあえたことを誇るときなのだろう。
「ふりむくと」で始まる寺山修司のハイセイコーへの惜別の詩は、やがて「ふりむくな ふりむくな 後ろには夢がない」と転じて行く。

途絶えた記録への未練は断ち、前を見て歩まねばならない。
初めて会った坊主頭の武豊を思い出す。それにふりむいてもしょうがない。少年もいつしか不惑を越えていたのだから……。
 

武豊、24年連続GⅠ制覇、ならず──2011年という年

イチローの200本安打記録が10年で途絶えた。
羽生善治の王座戦連覇記録が19年で途絶えた。
武豊のGⅠ連続制覇も23年で途絶えた。 

ビンラディンが殺された。
カダフィが殺された。
金正日が死んだ。

3.11の大震災。

いろいろあった。
激動の一年だった。
忘れられない年になった。

ヒラボクマジック失格問題──平田牧場から不服申立て──田辺落馬、横山失格問題

 JRAは19日、17日の中山10R「香取特別」でヒラボクマジックが失格となった件について、同馬の馬主(株)平田牧場から不服申立てがあったと発表した。近日中に裁定委員会で審理される。

 同レースで1位に入線したヒラボクマジックは4コーナーで外側に斜行。オリエンタルジェイ(落馬)の走行を妨害したため失格となった。また騎乗した横山典弘騎手は24日から12年1月8日まで騎乗停止(開催日4日間)となり、有馬記念のペルーサには騎乗できなくなった。

http://gallop.sanspo.com/gallop/headline/news/111219/tpc11121917150004-n1.html


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よいことだ。どう考えてもあれは不自然な裁定だから、こういう申し立てには意義がある。
いままでは、なんでも臭いものに蓋であり、泣く子と地頭には勝てぬで泣き寝入りだった。
平田牧場にも御上にはさからわないほうが賢明という意見もあったろうが、よくぞ立ち上がった。

横山嫌いが、「悪いのは横山。後方不注意」と発言していたが、ああいう場面で騎手が後方まで注意するのは不可能だ。後ろの騎手が、前方を注意するのがふつうだろう。

御役所の競馬会が一度くだした裁定を覆すはずはないし、反省や謝罪もするはずがない。
そうとわかっていて平田牧場はこの抗議に踏みきった。勇気ある行為だ。
さてどんな結末になるやら。
 

競馬騎手のプリンスの結婚式 2011年12月19日

浪曲師であり歌手の菊地まどか(33)が、今日19日に都内のホテルで行われる競馬騎手のプリンス三浦皇成(22)とタレントほしのあき(34)の結婚披露宴で、長編歌謡浪曲「嫁ぐ日」を熱唱する。菊地オリジナルの同曲は本来13分30秒の大作だが、披露宴では、歌詞の一部を替えた7分バージョンで披露される。(日刊スポーツ)

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誰がプリンスと決めたんだ。認めないぞ、そんなの。

12月18日終了現在、三浦66勝、武62勝、武豊よ、なんとか逆転できないか!

控除率30% 寺銭3割の時代、競輪・オートが実行──JRA馬券売上考

公営ギャンブルの競輪とオートレースの売り上げが低迷しているため、経済産業省は16日、法律で定める当たり券の払戻率を引き下げる方針を固めた。
自転車競技法と小型自動車競走法は、勝者を予想する車券の売り上げの75%以上を、当たり券の払戻金に充てると定める。これを「70%以上」へ引き下げるほか、開催回数の下限と上限を定めた国の規制もやめ、効率的な運営を促す。

来年の通常国会に改正案を出す見通し。払戻額や開催回数が減れば客離れが進む恐れがあるが、経産省は、自治体など運営側の裁量が増え、収支改善につながると期待する。
経産省によると、競輪は昨年度、運営する48自治体のうち15が赤字。1991年度の売り上げと比べて競輪は3分の1以下、オートレースは4分の1以下に減った。客層の固定化や高齢化が原因だという。

http://www.asahi.com/politics/update/1216/TKY201112160751.html

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これは愚かなことだ。ますます客は減るだろう。
以前、川口のオートに行ったとき、私は長年通いつめている友人に連れていってもらったのだが、みな知り合いでなかよし、長年の友人で、アットホームな雰囲気におどろいた。「客層の固定化、高齢化」はたしかに感じ取った。

地方はともかく、中央競馬は、まだまだ若者が多いから希望があるのか。



中央競馬に関して、売上が落ちっぱなしでたいへんだというひとがいるが、私はそうは思わない。

世界の馬券売上額は12兆円程度。日本は今でも世界の馬券売り上げの5分1をまかなっている。バブルの頃など4分の1だ。いかにこの国が世界一の馬券大国であることか。

ある競馬ライターが「エリザベス女王杯の1着賞金て9千万しかないのか」と寝ぼけたことをツイートしていたが、世界中のG1で9千万も賞金のでるG1がいくつあることか。イギリスやフランスの伝統あるG1で賞金が2千万程度はざらだ。

日本独自の競馬システム。異様に高い賞金。8着までも賞金が出る。その他もろもろの附加賞金。それを支える異様に高い控除率。
馬券売上大国ではあるが、控除率等競馬ファンに対しては後進国だ。8着までも賞金が出るなんてのは、あの「徒競走で、ゴールするときは後ろの人を待ち、みんなで手をつないで一緒にゴールイン」という薄気味悪いゆとり教育を思い出す。3着までで十分だ。出走手当なんて出るだけでもらえる金もいらない。本来なら、高額の賞金を狙って、参加料を支払うほうが自然だ。その参加料は賞金に加算される。それがバクチだろう。優勝劣敗の世界に「みんなにやさしく」はありえない。



中央競馬の売上減は、むくんで膨れ上がった体が、正常な健康体にもどる過程と考えている。
私は自分が競馬を始めた昭和40年代からしか知らないが、そのころから競馬会は常に高飛車だった。
たとえば渋谷の場外馬券売り場(以下場外)はふだんは500円単位だったが、八大競走の時は千円単位になってしまう。今とは貨幣価値が違う。当時の学生の仕送り平均は3万円。今は12万円だそうだから4倍か。今で言うならふだんは2000円単位の馬券しか売らないという、それだけでも問題だが、八大競走の時は5000円単位になってしまうようなものだ。そこには「イヤなら買ってくれなくてけっこう」という姿勢がある。

実際、それだけ高飛車なことをしても場外の中はラッシュアワーのような混雑だった。渋谷駅から場外までぞろぞろと長い列ができた。馬券売り場の窓口に並び、買うだけでもたいへんだった。「売っていただく感覚」なのだから競馬会も高飛車にもなろうってもんだ。それでも売れるんだから。そもそも八大競走の日を千円単位にするのは近隣住民からの苦情を考慮した混雑を緩和するためだった。客に来るなと言っているのである。それでも来る。

そういう殿様商法をずっとやってきたのである。役所だ。農林水産省の天下りが牛耳っていた。湾岸戦争のとき、殴り合いには参加しませんが金だけは出しますというみっともないことをしたが、あのときの巨大資金もみな馬券の売り上げから出ている。



そういう殿様も、ここにきてやっと目がさめたようだ。しかし今から間に合うのかどうか。

いずれにせよ、売上はこれからも落ち続けるだろうし、それでもまだまだ競馬会は、身長と体重のバランスがとれていないデブだから、それは自然なことだと私は解釈している。早く健康体に戻って、歪んだシステムを正しく直して出なおすのがいい。

世界の馬券売り上げが12兆円なら、日本は国家的に12分の1の1兆円程度の売上が妥当だろう。 
「1兆円ではやってゆけない。競馬システムが維持できない」というなら、それはもうそもそものシステムがまちがっているのである。 システムの再構築から始めるべきだ。

田辺落馬、横山の進路妨害失格・考──どうにも不可解

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武豊がレッドデイヴィスで有馬記念に出られるのは、土曜の10レースで横山が騎乗停止になったからだ。
私はこのレースをテレビで見た。後方から気持ちよく差し切った横山が、馬の首筋をポンと叩き、左手でガッツポーズをやっていた。自分の読んでいた展開通りになって気分が良かったのだろう。まさか後方で田辺が落馬していて、それが自分が原因とされて失格になるとは知るはずもない。

馬券を買っていなかったので、さほど興味がなく、その後の失格の詳しい状況を知らなかった。テレビで見てわかるようなものでもなかったし。



いまパトロールヴィデオを見た。何度も見た。食い入るように見た。結果、よくわからない。
オリエンタルジョイが、蹴躓いたように見える。田辺は大きく弧を描いて落馬している。ケガはどうなのだろう。心配だ。
横山に自覚はないから、まったく気にしていない。振り向いてもいない。だからこそのガッツポーズだ。
しかしこれ、失格になるようなことだろうか。

オリエンタルジョイは1番人気だった。そのことも関係あるのか。田辺が落馬さえしなかったら、馬も無事だったし、なんの問題もなかったろう。どうにも不思議でならない。



十数年前、タイのチェンマイでバイクの事故に関わった。雨上がりだった。路面は濡れていた。お掘りを緩やかに曲がるとき、私の後ろのバイクが私に接近しすぎ、前輪が私の後輪に触れた。つまりタイヤが繋がるような状態になった。そのときどんな感覚になるのか未経験なのでわからないが、たぶん前輪を取られて制御不可能になるのだろう。バイクが横転するのが見えた。運転していたのは若い女だ。私の方にはなんの感覚もなかった。後ろの方で悲鳴が聞こえたので振り返ると、やたら近づいているなと意識していたバイクが横転するのが見えた。さいわいクルマは多くなかったので人身事故にはならなかった。女もかすり傷ですんだ。
もしもあれが大きな事故になったら、私に責任は生じるのだろうか。私はごくふつうに走っていて、接近しすぎたバイクに乗り掛かられた、むしろ被害者だと思うのだが……。



今回の事故も、パトロールヴィデオで見ると、それに似ている。田辺の馬が横山の馬の尻にぶつかるような形になり、それでバランスを崩した田辺が落馬したように……。もちろんモンキー乗りで躰を浮かせている横山に自覚はない。

当事者の田辺はどう語っているのだろう。
ちなみに私は田辺のファンだ。横山はどちらかという好きな騎手ではない。このレースのように決まったときは最高にカッコイイが納得できない騎乗も多いからだ。だからこの文は横山寄りの視点で書いているのではない。それでも今回の件は横山に失格になるほどの落ち度があったとも思えないのだが……。

審判は横山の外斜行による進路妨害となっている。これからスパートしようとした田辺の進路を横山が塞いだ、ということらしい。これは角度の問題なのか、パトロールヴィデオからもよくわからない。もしかしたら、とんでもない走路妨害かもしれないのだが、私には何度ヴィデオを見てもそれがわからなかった。

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横山が失格にならなければ、1番人気の田辺は落馬したが、単勝3.2.4番人気で決まった平凡な配当だった。失格になったので、2.4.9番人気の決着となり3連単は430倍になった。ファンの中には当たったと思ったのに失格によってハズレになった本命党も多かったろう。 

だいたいにおいて「失格」というのは「こりゃ当然」と思うものが多い。マックイーンなどそうだった。武の急激な内側への切り込みで、7.8頭の騎手が落馬寸前に陥っている。あれを見れば誰でも納得する。でもそれでも武は不満だったとか。メジロの連中が気色ばんだのは有名だ。総帥の北野みやさんがマックイーンを有馬には出さないと怒ったとか。
今回の裁定を横山はどう思っているのだろう。ぜひ知りたい。

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【追記】──12/19

この件を世間はどう思っているのだろうと検索してみた。2ちゃんねるの横山騎手応援スレぐらいしか見つからなかったが、やはり「あれで失格はないだろう」が多い。かなり長い審議だったらしい。横山ファンの意見とは言え、私と同様の解釈が多いと知り、すこし心強く思った。

落馬した田辺にケガはなかったとか。よかった。それが最高の朗報だ。

私はペルーサにヨコテンでもアンカツでも、あまり興味がない(いまパチンコ屋馬主の馬は買わないようにしている)ので、どうでもいいのだが、横山ファンは有馬に騎乗がなくなって落胆しているようだ。

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【追記.2】──史上最悪の落馬レース 2010年1月11日中山4レースを見てみた

三浦が原因となって9頭が落馬したレースを見なおしてみた。
今更ながらだが、9頭も落馬して重傷者も出た最悪のレースなのだが、かといって三浦が信じられないようなラフプレーをしているとか、そういうものではないと確認した。

最初に落馬する馬と接触しただけだ。その落馬の連鎖作用でぞくぞくと落馬する。一団となっていた馬群だからたまったものではない。
だがあれも接触した騎手が落馬しなかったら何事もなく、過怠金すら生じない程度だったろう。

あらためて落馬の怖さ、騎手という職業の怖さを感じた。
田辺が無事でほんとうによかった。

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81 名前:名無しさん@実況で競馬板アウト[] 投稿日:2011/12/17(土) 17:51:01.94 ID:lA/cJNCJO [1/2]
落馬したかしないか
基準はこれが一番だろう
裁決委員が低能すぎるのが問題
JCDのトランセンドも落馬させてたら間違いなく失格だった

そのとおりですね。トランセンドは相手が落馬しなかったら助かっただけ。私はあの1コーナーを見て失格だと思いました。今回の横山より、あのときの藤田のほうがよほど悪質です。



 



武豊、レッドデイヴィスで有馬記念へ!──続くか、24年連続GⅠ制覇!?

武豊騎手が24年連続JRA・G1制覇に望みをつないだ。18日、有馬記念に出走するレッドデイヴィス(せん3、音無)とのコンビが決定。当初騎乗予定だった安藤勝騎手が、横山典騎手の騎乗停止に伴いペルーサに乗ることになったため、急きょ手綱が回ってきた。

「有馬記念に乗れるのはうれしい。騎手なら誰でも1年の最後に、あの場所にいたいと思うんじゃないかな。どんな馬なのか、今週の調教に乗って感触をつかむつもり。オルフェーヴルを負かしたぐらいだから力はあると思うし楽しみ」と胸を躍らせた。年初のシンザン記念でオルフェーヴルに勝ち、休み明けの前走鳴尾記念を快勝。人気の1頭で88年から途切れていない記録に挑む。 
[2011年12月18日18時18分]ニッカンスポーツ


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横山典弘が騎乗停止でペルーサに乗れなくなり、それにアンカツが乗る、となった。袖にされたレッドデイヴィスの鞍上が未定と競馬番組でやっていたので武になれと願っていたらいま決まったとの速報。これはうれしい。

もしもこれで武が勝ってGⅠ連覇記録が24年に伸びたなんてことになったらもうたいへん(笑)。
これがたとえばトレイルブレイザーのような、ふつうのいい馬だったらさほど興奮はしない。出られてよかったなあ、ぐらいで。でも、セン馬である。私が初めてそれを意識したのは昭和59年のJCでルドルフに先着したイギリスのベットタイムだった。その凄味はJCを連続優勝したレガシーワールドとマーベラスクラウンで承知している。 気が荒くて競馬が出来ず玉を抜かれた馬なのだ。レッドデイヴィスとレガシーワールドがかぶる。レガシーは有馬でも2着に来た。全メンバーの中で、引退の花道のブエナビスタと三冠馬オルフェーヴルを負かしても、誰もが納得する馬はこの馬しかいないだろう。サンスポの佐藤洋一郎さんは本命にするか(笑)。

いやはや土壇場でまたおもしろくなってきた。

上村とアドマイヤコスモスが出ていたら、もっと楽しめたのに。まあいいか、来年たっぷり連勝記録を伸ばしてからでも。

朝日杯FS──直前変更敗戦記

無敗馬が好きだ。クラシック・レースの楽しみは、東西の無敗馬が激突するところにあった。むかしは。

今はもう東西対決の図式はなくなってしまったけど、それでもクラシックまで何頭かの未対決無敗馬がいて欲しいと願っている。特にFSやJFは無敗で制してくれないと盛りあがらない。



fs2011-3


無敗馬はアルフレードとハクサンムーンの2頭。枠順実績から本命はアルフレードにする。鞍上のウィリアムズも好きだ。フォーメーションで3連単3連複を組む。内枠重視は朝日杯の鉄則。

1着アルフレード→
2着クラレント・マイネルロブスト・ローレルブレット→
3着
クラレント・マイネルロブスト・ローレルブレット ・レオアクティブ・ダローネガ・トウケイヘイロー・ハクサンムーン

金曜夜にはもう組んでいた。これに決めていた。
 


土曜。阪神カップ。リアルインパクトかリディルが勝つと思っていたら、人気馬が全部飛んで大穴になった。
小牧リディルが負けた。弟のクラレントはどうだろう。兄負けで弟も負けか。兄負けだから弟は勝つか。

東スポを買ってきて読む。すると、本紙舘林、馬匠渡辺まではいいとして、大阪の上田もアルフレード。さらには井崎、清水までアルフレードなのである。清水成駿さんの本命が1番人気アルフレードなのだ。エイシンキンチェム18着を本命にした清水さんが、である。ここにきて急にアルフレードが典型的な「危ない人気馬」に思えてきた。 

3連単を止め、3連複のみの勝負にする。これならなんとかなるだろう。
しかし次第にそれすら不安になってきた。1番人気アルフレードが二桁着順で惨敗する絵が浮かぶ。

なら3連複軸はなんだ。クラレントだ。兄は負けたが弟は勝つ。すくなくとも3着以内には来る。ディリー杯2歳ステークスの勝ち馬。前走は2番人気大敗だがあれは問題外。今度は来る。小牧だって来なかったら恥を掻く。

ということで軸馬をアルフレードからクラレントに変更した。あとの組順は同じ。



小牧が出遅れた。後方追走。それでもう無理と諦めた。絶好の枠順を引いても出遅れて後方追走では何の意味もない。
先行したウィリアムズは、直線内に入って追いだす。見事な勝利だった。時計もいい。タイレコード。3戦3勝の期待馬が誕生した。なのに……。
変更しなければ5連単でも当たっていた。


fs2011



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3頭しかいない関東馬の1.2.3着独占。この3連単3連複を取れなければ私には当てられる馬券はない。
3連複のみの勝負でも、先週の93倍に続き、この85倍はおいしかった。
(トイケイヘイローが3着ならもっとつきそうだが、じつは78倍とこれより低い。)

カスリもしないスッキリ負けは後を引かないが、これはいくらなんでも口惜しい。
変更せずアルフレードで行っていれば、ともに的中だった。今夜は魘されそうだ。

ジュベナイルフィリーズ、ほろにが的中記──武豊の記録、風前の灯

イチローの200本安打連続記録が途絶えた。
羽生の王座戦19連覇記録が途絶えた。
なら武豊の23年連続G1制覇の記録も今年で終ると読むのが筋か。
そういう流れになっている。

私は続いてほしいという願いを込めて週明けからもうサウンドオブハートを本命にする気でいた。
するとまたも大外枠。今秋の武は大外ばかりだ。しかしアパパネも勝っているし、さほどの心配はあるまい。それでもレースを見ると、かなり意識的にいい位置につこうとしている。スポニチで「大外ではない乗り方をする」と言っていたが、そういうことなのだろう。
もしも絶好の枠を引いたなら、乗り方はちがっていたはずだ。福永と同じ位置で脚をためていたらどんな結果になったのか。

直線で先頭に立ったときは、なんとかそのまま押し切って欲しいと願ったが、とんでもないのが飛んできた。
あれが血の力か。いやはやすごいものである。だから今は、どんな乗り方をしてもブエナの妹には勝てなかったのだと思うことにしよう。



武豊に勝って欲しいと願いつつ、勝つ可能性はかなり低いとも思っていた。専門紙やスポーツ紙の評価も低かった。なのに単勝1番人気。武の優勝を願うファンが大勢いたってことだ。
今年の中央のG1はみっつ。あとふたつあるが、ここが最後のチャンスなのはみなわかっている。



サウンドオブハート1頭軸の3連複と、1着固定3連単で勝負した。
勝って欲しいと願いつつ勝てないだろうなあとも思っている。3連複7割、3連単3割にした。その事に対する忸怩たる思いはある。何度も何度も馬単と3連単にすべきではないかと迷った。武豊の24年連続GⅠ勝利を願っている。なら1着しかない。3連複は無意味な馬券だ。不思議と単複勝負は考えていなかった。懐事情から、どうしても負けるわけには行かない。なら、みっともないが、と最終決断して3連複メインの馬券にした。

jf2011


結果、3連複だけの的中。こちらは浮くが3連単の負けを引いてプラマイゼロかと思ったら、3連複が93倍もついたので十分にプラスになった。こんなについたのはサウンドオブハートもジョワドヴィーヴルも、単勝は人気だったが、勝つか惨敗かと読んだファンが多く、馬券の軸にはしなかったからだろう。
本命が3着だからよろこべない。しかも一度は交わしたメンディザバルに差し返されている。でも馬券はプラスになったし、これを来週に転がせる。(註・テレビ観戦の私には「一度は交わした」ように見えたが、交わしていないという記事が多かった。)



なんとなく半端な気持ちだが当たったからよしとするか。負けるわけには行かない勝負だったのでとりあえずのプラスはありがたい。
しかしこれで武の24年連続は絶望となった。スマートファルコンがJCDに出てきていれば……。

東日本大震災のあった最悪の年に、イチローの記録、羽生の記録、武の記録という、今後出会えないだろう大記録がことごとく止まったのも宿命か。

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追記・ラムタラ

新馬勝ちから2戦目でG1勝ちと言ったら、新馬からダービーと真っ先にラムタラを思い出すのだが、そのことに触れた記事を見かけない。清水成駿サイトで長谷川仁志さんが触れていたのでやっと得心した。



追記2・清水成駿さんの予想

福永はお手馬のエイシンキンチェムとジョワドヴィーヴルから、ジョワドヴィーヴルを選択した。それを清水予想は「いまはエイシンキンチェムの方が強いと福永は知っている。だが来春の、先々の騎乗権を確保するために、今回はあえて名血のジョワドヴィーヴルを撰んだ」と解釈。つまり、勝つのはエイシンキンチェムであり、ジョワドヴィーヴルは人気先行で惨敗するだろうが、来春、華開く頃に騎乗できるよう、今回は負けるとわかっているがジョワドヴィーヴルを撰んだのだ、という読み。エイシンキンチェム本命。結果は18着最下位でジョワドヴィーヴル優勝。これはこれで記憶に残る予想となった。

そのことを揶揄するひともいるが私はそうは思わない。予想とはこういうものだ。ジョワドヴィーヴルがあまりに強く、1着と最下位という結果になったが、こういう予想がはまった時の破壊力はたいへんなものだ。無難な予想より楽しめる。





馬主の品格──杉本清対談のトーセン馬主──POG嫌いの基本

発売中の『優駿』の杉本清インタビュウにトーセンの馬主が出ている。
私はこのマルチ商法で稼ぎ、ひたすら高馬だけを買いまくっている馬主が嫌いなので基本的にトーセンの馬券は買わない。しかしこんな形でパチンコ屋馬主とかを嫌っていたら買う馬がなくなってしまう。当たる馬券も当たらなくなる。だから馬主に好き嫌いを作るのは馬券戦略としては損なのだけど……。

ジャパンカップを私は大好きなブエナビスタの3連単1着固定で勝負した。人気薄ジャガーメイルを入れていたのにトーセンジョーダンを入れずに外した。あの驚異的なレコードタイムで勝った秋天の馬だ。もしもちがう馬主なら当然相手に入れていた。当たっていた。もともと名血で1億4千万もした高馬だ。デビュウのころから注目していた。
こんなことをしていたらますます馬券が当たらなくなるから、なんとか「いいひとであってくれ」と願いつつ、その対談を読んだ。「とてもいいひと」だと感じたら馬券対象にすることもできる。



だがそこで彼が言っていたのは、「高い馬を買っていればそのうち引っかかると思っていた」だった。何度もこの「引っかかる」ということばを使っている。彼にとって競馬とは天皇賞とはその程度のものなのだ。

天皇陛下を敬愛し、「いちばん勝ちたいレースは天皇賞」と言いつづけたメジロ牧場のオーナー、故・北野豊吉氏を思った。

「いいひとならいいなあ」という身勝手な願いは見事に裏切られた。まあ「馬券対象にしたい」という馬券ファンのまことに身勝手な願いであって、あちらから「おれはもともとこういう人間だ」と言われたらぐうの音も出ない。
名血馬には誰だって憧れる。高額になるのは当然だ。でもこのひとにどうしても共感を持てないのは、「好きな血統の馬を追いかけていたらたまたま高くなってしまった」ではなく、「高い馬だからきっと走るだろう」が先立つことだ。

いわば、「ブランド品で高いから、いい品だろう」というセンスのない成金そのものの発想。「ひとめ見て気に入って、いいデザインだなあと思って、欲しいなあと思ったら、ブランド品でとんでもなく高かった」なら解る。そうじゃない。順番が逆。シャダイというブランドの高い品を、金にあかせて買いまくっているだけ。



でもまあそれも競馬というものの真実ではあるのだろう。実際こうして天皇陛下の名がついている最高級のG1を勝ったのだから。見事に「引っかかった」のである。やはり鉄砲は数打たないと当たらない。

しかしそこに金子オーナーとディープインパクトの出会い、その感激からディープインパクトと名付けたようなドラマはない。冠号のトーセンにつける下の名も、みなよその馬の名からのパクリだ。そのことを自らへらへらと語っている。馬名にすら愛がない。

『優駿』は中央競馬会の機関誌である。そのへんの競馬雑誌とは違う。だからこういう対談での言葉遣いも逐一気にして丁重にする。波風の立たないように直す。なのに「引っかかる」なんてことばを多用しているのだから、実際はもっと下品だったのだろう。



と書いて思いだした。これって今更ながらだけど。
今春、ブエナビスタの弟トーセンレーヴ(冠号トーセンとここのところ流行りのレーヴ)をテレビ東京の競馬班が追っていた。無敗でダービーを制するのではないかと。
青葉賞で勝ちそこない、連闘でプリンシパルステークスに出て勝ち、ぎりぎりでダービー出走権を確保、とドラマチックな流れだった。

印象的だったのは、トーセンレーヴ担当の助手(持ち乗りなのかな?)に、「連闘でプリンシパルに出ると聞いたときどうでしたか?」と質問したとき、彼が、「やめてよお、レーヴが壊れちゃうよお、と思いました」と応えていたことだった。このことから連闘でのプリンシパル出走が馬主の意思だったことがわかる。すくなくとも最も身近で世話をしているこの助手は出走に反対だった。今までならこういう意見は表に出なかった。勇気のある発言である。

まあでもこの意見は馬主なのだから当然だ。壊れようとどうなろうと、それは馬主のかってである。金を出して馬を買ったのは馬主なのだから。名血馬トーセンレーヴは馬主ひとりのものではなく競馬ファンみんなのものだ、なんて寝言は言わない。たかが馬丁ごときの意見など聞いていられない。立場が違う。馬主はえらいのだ。
でもこの馬には生まれたときから注目していたから、落札したのがトーセンだと知ったときは落胆したものだ。充分予測できたことだったが……。



もうひとつ印象的だったのは、プリンシパルを勝ったときの地下馬道での馬主と池江調教師の態度だった。調教師が「やっとこれで夢が繋がりました」と馬主にへこへこしていた。それはまあ若手調教師だし、馬主はいつも社台の高額馬を買うことで有名な大金持ちだから、いい馬を預けてもらってなんぼ、の調教師が腰を低くするのは当然だが、最近は馬主に自分の意見をきちんと述べる気骨のある調教師も増えてきていたから、私はこの「へこへこシーン」が意外だった。まあブエナビスタの弟の高額馬だからこんな態度にもなるか。

私が望んでいたのは、連闘でプリンシパルステークス出走を強要する馬主に、毅然とそれを拒み、転厩問題に発展、なんて流れだった。さいわいトーセンレーヴは大けがをすることもなく元気なようだ。それだけが救いになる。

もっとも、逆に考えるなら、高額馬を大事に扱うのは誰でもできることで、ブエナビスタの弟の高額馬にそんな無理をさせたのも、トーセンの馬主ならではである。それによってダービーは盛り上がったから、競馬ファンにはありがたい馬主なのかもしれない。

当然ながらこのドキュメントには馬主の家でのインタビュウもあり、そこでも言われていたのは、金がかかってたまらん、大赤字だ、でもなんとかしないと、ワッハッハ、のような金にまつわる話ばかりで、馬に対する熱い情熱のようなものはなにも出て来なかった。支那語では競走馬を賽馬(サイマー=サイコロ馬)というが、このひともそうなのだろうなと感じた。



そのテレ東のドキュメントと今回の『優駿』の対談で、この馬主の品格はよくわかった。社台の名血の高額馬という今の日本競馬で最高のものを揃えているのだから、これからますます勝ちまくるだろう。それを嫌う私は、トーセンの馬が絡むGⅠは絶対に当たらないことになる。

POGという、それこそサイコロ馬の遊びをやるひとの気持ちが分からないのは、こういうことにもある。どんな馬主のどんな名前になるのかもわからないのに、なぜそんなことができるのだろう。他人の持ち物をなぜ自分のものだと思い込めるのだろう。そういうことはまったく気にしないひとの遊びであるのは知っているが。
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