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武豊GⅠ連続制覇23年の記録

武豊騎手のJRA・G1制覇記録
 
2010 ジャパンC
2009 安田記念 ヴィクトリアマイル
2008 天皇賞・秋 フェブラリーS
2007 ジャパンCダート 天皇賞・秋 高松宮記念
2006 有馬記念 ジャパンC 宝塚記念 NHKマイルC 天皇賞・春 フェブラリーS
2005 ジャパンCダート 菊花賞 秋華賞 東京優駿 皐月賞 高松宮記念
2004 ジャパンCダート エリザベス女王杯 桜花賞
2003 エリザベス女王杯 フェブラリーS
2002 エリザベス女王杯 秋華賞 スプリンターズS 東京優駿
2001 ジャパンCダート エリザベス女王杯 NHKマイルC
2000 菊花賞 皐月賞
1999 ジャパンC 天皇賞・秋 東京優駿 天皇賞・春
1998 秋華賞 東京優駿 桜花賞
1997 天皇賞・秋 宝塚記念 NHKマイル
1996 菊花賞 優駿牝馬
1995 優駿牝馬 安田記念
1994 阪神3歳牝馬S 桜花賞
1993 宝塚記念 優駿牝馬 皐月賞 桜花賞
1992 天皇賞・春
1991 天皇賞・春
1990 有馬記念 スプリンターズS 安田記念 天皇賞・春
1989 天皇賞・秋 宝塚記念 天皇賞・春 桜花賞
1988 菊花賞

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京都の4角から内をついて抜けだしたスーパークリークの菊花賞。名人・武邦の息子はデビュウ2年目でGⅠを勝つ。スーパークリークは武が初めて惚れた馬だ。長距離血統であり柏台牧場での配合にアドバイスした岡田繁幸さんが、抽籤待ちのスーパークリークを出走させるため、自分のところのマイネルを引っこめたことも大きな話題になった。

私はその前年、デビュウの年の菊花賞で、一瞬レオテンザンが勝つのではと思った。サクラスターオーの勝った菊花賞だ。
18歳の武豊はトライアルの京都新聞杯をレオテンザンで逃げきり勝ちしていた。その前週、トウカイローマンで京都大賞典を勝った。これが初重賞制覇だった。
京都の4角をレオテンザンの黄色い帽子がトップで通過したとき、私はこのとんでもない新人がこのまま勝ってしまうのではないかと思った。



その後はずっと複数勝ってきたけど、1991年と1992年はメジロマックイーンがいなかったら記録は途絶えていた。もしも内田があのまま乗っていたら……。
去年のジャパンカップも繰りあがりだったし、ほんとはもう去年で終っていたんだろうな。
その前もウオッカがいなかったら勝ててないし……。

偉大な記録がとだえて残念だ。いつかくるとはわかっていたが……。

しかし今は、今後二度と出ないであろう天才の大記録に、リアルタイムで立ちあえたことを誇るときなのだろう。
「ふりむくと」で始まる寺山修司のハイセイコーへの惜別の詩は、やがて「ふりむくな ふりむくな 後ろには夢がない」と転じて行く。

途絶えた記録への未練は断ち、前を見て歩まねばならない。
初めて会った坊主頭の武豊を思い出す。それにふりむいてもしょうがない。少年もいつしか不惑を越えていたのだから……。
 
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「血と知と地」から学ぶこと②──「馬喰」という言葉が好きな善哉さん、嫌いな和田さん

 北海道の社台牧場から千葉に独立した吉田家三男の善哉さんは、そこを「社台ファーム」と名づける。
 それに関するやりとり。


 すでに吉田牧場も社台牧場もある。そんな横文字を使うしかなかった。そこで善哉さんは吉川良さん相手に、「吉田ばくろう牧場とでもするか、ばくろう大好き」と言って笑っている。


 馬喰(ばくろう)。馬の売り買いを職業とするひとのことである。
 



 


 木村幸治さんから聞いた和田共弘さんのことを思い出す。
『優駿』に連載していた「シンボリ牧場の群像」が単行本になることになった。「凱旋」というタイトルだった。
 どうもしっくりこないので、木村さんに会ったときに質問した。なぜ「凱旋」なのか? 「伯楽」なんていいんじゃないかと。和田さんはルドルフ、シリウスを育てた名伯楽である。

 意外なことを聞いた。


 木村さんも「伯楽」がよいと思い、一応許可をもらおうと報告したそうである。すると和田さんが激怒したというのだ。「おれを馬喰扱いするのか!」と。


 おどろいた。以下、『広辞苑』より。
 


はくらく【伯楽】
[荘子馬蹄]
〓中国古代の、馬を鑑定することに巧みであったという人。もとは天帝の馬をつかさどる星の名。
〓よく馬の良否を見分ける者。また、馬医。転じて、人物を見抜く眼力のある人


ばく‐ろう【博労・伯楽】‥ラウ
〓(「馬喰」とも書く。「伯楽(ハクラク)」から転じて) 馬のよしあしを鑑定する人。馬の病をなおす人。また、馬を売買・周旋する人。
〓物と物とを交易すること。

 


 たしかに伯楽と馬喰はことばとして繋がっている。
 だけど伯楽に悪いイメージはない。
 なぜ和田さんは激怒したのか。


 馬喰ということばが大好きで「吉田ばくろう牧場」にしたかったとおどけた善哉さん。
「伯楽」に激怒した和田さん。
 この差は大きい。


 結局木村さんは奥さんの発案した「凱旋」をタイトルにするのだが、なにが「凱旋」なのかぜんぜんわからない。ピンボケタイトルだろう。
 



 


 和田さんのその話は木村さんから聞いたこともあり印象に残っていた。善哉さんが「ばくろう大好き」と言っているのは、今回の読みなおしまで忘れていた。心に残る。

オークスの日、レディースデーのサービス

オークス当日、女性4万人が入場料半額


 東京競馬場では25日のオークス当日、記念入場券を各入場門で、開門時より男性5万枚、女性4万枚を発売する。価格は男性用200円、女性用100円で、記念入場券を購入した女性のみ入場料金が半額。売り切れ次第終了となる。


---------------


 ずいぶんとケチになってきた(笑)。
 昭和58年のオークスデーサービスは、入場料無料で全員に粗品進呈だった。ダイナカールの勝った年である。


 と書いてすこし不安になる。入場料は取ったのだったか。
 ただ、女性客先着1万名ぐらいにもれなくプレゼントが渡されたのは事実。馬の絵の描かれたデジタルウォッチだった。腕時計。いい品である。


 一緒に行った女友達がもらったが、隣にいたおばちゃんが「あたしなんか三度も出入りして三個もらったわよ」「あたしなんか四個よ」と言っているのを聞いて白けた。
 1万人が集まらなかったのである。そんな時代。


 入場料半額のみか。財政厳しきおり、当然かな。


【附記】
 抽籤で景品はあるようですね。

テスコガビーの桜花賞を観ていたら泣いてしまった(照)

仕事で昭和50年のカブラヤオーとテスコガビーのことを書いていた。
この時点では映像を見たいとは思っていない。
それはもう心に焼きついていることだから、あえて映像は必要としていないのだ。


神戸に住んでいる年下の友人のさとしにメールを書く。
「もしもタイムマシンがあったなら、昭和50年の桜花賞を一緒に観たいものだ」と書き、さとしに観てもらいたいとネットで映像を探した。さとしはかなりの競馬ファンだからとうのむかしに観ているかもしれないが。


{Youtube}にはオークスしかなかったが(これがまたすごいのだが)、さがしたらニコニコ動画にあった。伝説の桜花賞である。


http://www.nicovideo.jp/watch/sm2751621



さとしにURLを送るために、観るともなく観る。


私はこのとき春休みのバイトで、枚方市の飯場に住み込んでいた。
なぜか飯場の近くの公園に「街頭テレビ」があり、それでこの桜花賞を観た。


ひさびさに観たら、背筋がぞくぞくし、次第に涙が出てきたのにはまいった。ゴールのあたりは涙でかすんで見えない。



杉本さんが、逃げるテスコガビーを「貯金を貯めているのか」と言っているのが笑える。逃げ馬が、直線で追いつめられるまでに、せっせと貯金を貯めているという解釈だ。まだその程度の馬と思っていたのだろう。腹の中で、「バカヤロー、テスコガビーはそんなもんじゃねえぞ」と毒づいたものだった。

貯金どころか、直線にむくとぐんぐんと離し始める。この強さを観て欲しい。テレビカメラが、もうこれ以上引けないというところまで引く。
ゴールするときの杉本さんのことばは、「おそれいった」から、「これは恐ろしい馬だ!」になる(笑)。
「おそれいりました」は数年に一度出るのだが、「恐ろしい馬だ」は聞いたことがない(笑)。


私は杉本さんの大ファンであり、初めてお会いしたときはあがってしまったほどだが、この当時はけっこう批判的だった。というのは、このひとはもうとんでもない関西贔屓だったからである。実況アナにあるまじき私情いりまくりの偏見実況だった。
だからこそ、とんでもなく強い関東馬に、こんな「おそれいった」が出ると溜飮がさがった。「恐ろしい馬だ」には笑ってしまったが。



この年の12月。阪神3歳ステークス。7馬身ちぎるテンポイントに、杉本さんは「観てくれ、この脚、これが関西期待のテンポイントだ!」と叫ぶ。その裏には、カブラヤオーとテスコガビーでクラシックを独占された悔しさが込められていた。
カブラヤオーは故障して菊花賞には出られなかったが、それも関東の二線級のコクサイプリンスが勝っている。今では信じられないほど東高西低だった。



テスコガビーは悲劇的な最後を迎える。
それはWikipediaに書いてあるので読んで欲しい。


カブラヤオーとテスコガビーの春は永遠だ。

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